Newsお知らせ
2025.05.02
【ブログ】プロフェッショナルなマネージャー、経営者へ①
起業のきっかけは、焼肉屋のホールだった
創業当時、「なんで起業したんですか?」「どんな背景があったんですか?」とよく聞かれた。今でもときどき聞かれるけれど、そんなときによく話すのが、高校3年の冬に人生で初めて働いた、焼肉屋のホールの仕事の話だ。
働き始めて1週間くらい。まだ仕事も完璧ではない時期だったのに、店長に「こうした方がオペレーション、スムーズになるんじゃないですか?」って進言した。
当然、それは通らなかった。
返ってきたのは、「まずは仕事を覚えてください」という言葉だった。
それにムカついてしまって、「仕事を覚えること」と「オペレーションの最適化」って、別の話じゃない? って、今でも思っている。あのとき自分が考えた導線は、絶対に合理的だったと思うし、ベストだったと思う(笑
その頃ぐらいからずっと、自分のアイデアや、考えた仕組みを世の中に提示してみたい欲求があったのかな。いや、もしかしたらもっと前からあったのかもしれないけど。
大学を卒業して就職するタイミングで、「ピラミッド型の大企業では、自分のやりたいことはできないだろうな」と感じて、ベンチャー企業に入社した。
その会社は、最初からそれなりに裁量も与えてくれて、いろいろなことをやらせてもらったし、本当にたくさん学ばせてもらった。ただ、いつも予算に余裕がなかったので、自分の100%を詰め込めむことができたとは思っていない。
やっぱり、自分のアイデアを本気で形にするなら、起業しかないのかなと思ったのが、はじまりだった。
ちなみに、その会社の就職活動のときに自分は偉そうにこう言っている。「3年以内に辞めて起業しますけど、それでも大丈夫ですか?」と。まぁそんな生意気な自分を採用してくれた、ありがたい会社だった。
もちろん、自分の髪の毛のフケにも気づかなくなるほど、死ぬほど働いたつもりだ。
もうあれから、20年も経つのか。信じられない。