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【ブログ】鳥目_4月5日

現代人の多くは、スマホやPCによる作業で、知らず知らずのうちに眼を酷使している。
特にこの時期は、花粉も飛び交い、ただでさえぼやけがちな視界が、さらにかすんで感じられる。
 
自分の視力は裸眼で0.1ほど。近視性乱視だ。
普段はコンタクトで補っているけれど、ここ数年、ちょっと気になる症状が出始めてきた。
それは「夜盲症」――いわゆる鳥目のような感覚。
 
朝起きたとき、左右の目に入ってくる光の量が明らかに違う。
「あれ?右目だけ暗い?」と感じるあの違和感。
光に対する感受性が片方だけ鈍くなっているような、そんな感覚が続いている。
 

 
歯や皮膚の不調は「痛い」「かゆい」といった自覚症状でがちだが、
眼は違う。症状が進むと、見えなくなるという五感を失うリスクを背負っている。
それがどれほど怖いことか。緑内障の可能性も疑い、眼科に行ってみた。
 

 
診断結果――緑内障ではなかった!
 
視野検査などの詳しいチェックはまだ残っているが、ひとまず一安心。
医師には「いわゆる“鳥目”ですね」と言われた。
ただ、はっきりとした治療法や改善策は提示されず、
「うまく付き合っていくしかない」しかないんだろうなと感じた。
 
だからこそ、暗い場所での作業はなるべく避けようと思っている。
 

 
人間の脳が処理する情報の約80%は視覚から来るという。
空間認知、注意力、記憶力、言語理解――すべてが視覚と直結している。
仕事においても、表情を読む、資料を読む、そして“空気を読む”といった感覚も、
広い意味で視覚情報に支えられている。
 
逆に、目がショボショボしていたり、見づらい状態だと、
集中力が途切れたり、ミスが増えたりするのはよくある話だ。
 

 
鳥目の自分には、まだまだ、見たい景色がある。
それは、もっと上空から、鳥のように見渡せる、
仕事の挑戦と結果から得られる、誰も見たことのない壮大な景色だ。
 
そのために、食事にも気を使い、光にも配慮し、
この眼と、うまく付き合いながら、先の世界を目指していきたい。
 

 
〜AIヘルスケア事業をローンチするまでの山下の日々悶々ブログ〜

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